朝の曇り空から徐々に太陽が顔を出し、晴れてきた。
嬉しいなあ~~~。
ブログに晴れとか曇りとか天候の事を最初によく書き込みますが
晩秋から立春までの間、この北陸地方の人達にとって一日でも晴れ間があると
嬉しいものです。どの仕事においてもはかどりますから・・・。
関東や関西以南の方々におかしいと笑われているかもしれませんが、
日照が少ないこれからの季節に晴れの日があると心豊かになるのです(私だけ!?でしょうか)
この足元が楽な日、金沢市文化ホールへ寄ってみた。青年部茶会です。
近くのいちょうの葉も濃い色ですね。
寄付の軸は親鸞上人の像。
「今年は上人の750回忌でもあり又、東北地方地震の事もあり飾らせてもらった」と、亭主。
寄付の香合 瀬戸焼 木魚
本席の軸 近衛元熙筆 懐紙 冬虫
花入 備前焼 船虫
花 椿(初嵐)、ずいきの照葉
釜 宝珠
菓子 和三からめ餅 盛岡 花月堂製
炉縁 高台寺蒔絵
茶碗 大桶焼黒 銘木枯らし 九代 長左衛門作
等この季節にふさわしい、いいお道具でした。
又、菓子 からめ餅は上にくるみがしっかりついており東北の味を賞味。
お点前する青年は今回が茶会初デビュー。
手前を少々間違えてもお客様の方もやさしく笑っておられ初々しいことでした。
男女に限らず若い方が日本古来の事をなさるのは本当に良い事だと思いました。