茶屋街中程にある懐華樓で艶遊会が11月23日にあり、知人と2人で参加しました。
この時期の金沢は、日暮れ時期が早く18時15分ともなれば茶屋の玄関先に灯りがともり今から始まる宴が
どの様なものかとワクワクしながら伺いました。
懐華樓の玄関先です。
あいさつの後、早速料理が運ばれて来ました。
輪島塗りかな?小引出しの棚より箱物の料理を並べる。
芸妓さんとお客さんが太鼓を鳴らし打ちをする。
お茶屋で、この様にするのは全国的にも珍しいそうです。
お料理は、加賀野菜・白山胡麻豆腐やズワイ蟹・鮴甘露煮・すだれ麺等 地産物が多く使用されており、
食べていても楽しみであった。
鴨治部煮です。
芸妓さんの踊り、又 小千代姉さんの三味線も良かった。
おかみさんが合間に 「お茶屋の宴会は、線香2本です」と話されました。
唄や踊り、お座敷遊びと・・・時のたつのが早く、あっという間に帰りの時刻が来て、まだまだ名残惜しかった。
あれから一週間たち線香2本分の意味も理解できたが、お茶屋での余韻が未だに残ってる。
やはり金沢ひがしの茶屋と思いました。粋で雅な伝統芸能に触れる事ができ、いい体験でした。
来年1月に新春の宴があります。地元金沢の人にも是非是非参加して頂きたいと思いました。