昨夕、知人が亡き父(葛巻 久一郎)にと持って来られました。
包装は見覚えがある宮本菓子舗さんの箱です。
父の写真にお供えした後、開封すると、やっぱり「さざえ最中」でした。
箱の表の安藤広重の版画、能登金剛巌門の絵を見て能登を感じながら早速、最中を味わうことにしよう。
さざえの形をした最中は黒と緑の二層の餡になっており、富来の岩と波を表現し磯の香をただよわせます。
間食や甘い物を食べなかった父でしたが、この「さざえ最中」だけは別でした。
金沢市内にも有名な和菓子店がたくさんありますが、この「さざえ最中」はそれに引けを取らない銘菓です。
私もここの最中は大好きで、おすすめです。
父の好物を知って届けて下さった方に感謝です。