今日の畳作業所では8帖間に入れる新畳作り。
へり無し半帖畳です。8帖間に半帖畳なので16枚の畳が積みあがっています。
畳の目が細かい目積表を使用しています。半帖畳ではよく使う畳表です。
↓写真(上)が通常の畳表で、下が目積表です。畳表の細かさの違いがわかります。
この畳とは別に床の間に入れる床畳も作ります。
高麗紋縁の鶯金七宝を縁としてつけます。鮮やかな緑と金が映えます。
畳担当の南出さんの手によりひと手間もふた手間もかけて丁寧に機械で縫い付けていきます。
続いて、襖・障子張替の作業所です。
大変有り難いことに、この季節障子の貼替は今月末まで張替予約の予定がギッシリです。
引き上げてきた障子をまず始めにめくる作業を社内の女性陣で今回はお手伝い。
障子めくりと言ってもコツがあるんですよ。
障子の桟を折ったり、壊したりしないよう心掛けてしなければいけません。
また、障子糊も残さずきれいにふき取ることも大事。
細かな桟の書院や欄間障子は手の指が入らず、無理をすると桟が折れる場合もあります。
このような場合は細い竹のヘラなどを使ってほこりや糊などを取り除きます。
こうしてたくさんの障子戸に囲まれると「この障子のお部屋はこんな感じなのかしら?」
などと想像しながらも作業が進んでいきました。
今日は約60枚ほどの障子を貼ります。
きれいに張替した障子や襖で新しい年を迎えたいとお思いのお客様もいらっしゃることでしょう。
まだ間に合いますよ。お気軽にお問合せ下さい。<(_ _)>