ここは白山市(旧松任市)安田町にある「高砂茶寮」
友人3人とで昼食会です。
のれんをくぐり中へ進むと酒蔵を改装した店内に入ります。通路を通り中庭に目を向けるとクリスマスツリーが置かれているが、時折降るあられが枝に白くかかり、気持ちはク・リ・ス・マ・ス(私は仏教徒ですが・・)
予約した席に座ってからは12月のメニューが順々に運ばれてきた。
牛フィルグリル万願寺甘とう添え和風みぞれソース
ズワイ蟹の炊き込みごはん卵包み
1時間半程の食事であったが酒粕(ごまつき)パンは初めて食べた。
ここは清酒 高砂を造っている酒造メーカーですが、中を改装し「高砂茶寮」をオープンさせてから10年経つそうです。
高砂の名前は謡曲で謡われており、お店の名前は金谷家(高砂酒造)の親戚である
国学者、古美術商であった細野燕台の元に逗留していた美食家の北大路魯山人が金谷家を訪れた時
酒を二升お上げした事や、後に魯山人が星ヶ丘茶寮を始めた事にちなみ名前を両方組み合わせ銘にした
と伺いました。
室内は落ち着いた雰囲気で靴を脱いで、室内に入るが各所テーブルの下にはホットカーペットが敷いてあり
寒さを感じる事なく、歴史ある古い酒蔵で充分味わせていただきました。