朝一番にベット用畳2枚を持ち込まれたお客様。
土曜日の電話では表のゴザがダメなので表替えと申されましたが、今朝その畳をまくって見ると
水分を含んで畳床がブヨブヨになっていた。
さあ~大変と持って来られ結局新畳2枚作ることになりました。
人間とは寝ている時コップ2杯分の水分が出るとか聞いておりますが、
お客様は体調がすぐれなかったと申され、畳の台(床)がこのようになるものかとびっくりされていました。
私共は日頃この事をお客様にお話しする事があるのですが、
一般には関心なくあまり信じて下さらない様に思われます。
今回のお客様の様に畳現物をご覧になって初めて分かるようです。
畳の裏まで変色しています。
畳表は綿引でやや弱そう。今回取付ける畳表は綿麻の糸入り上等品をお付けします。
畳の工場では1月末までに仕上げる畳入替用の床が入荷。工場の中は沢山の畳床が並んでおります。
畳の作業所へ重たい畳床を2枚同時に運んでいる様子。背中に背負うように運びます。
最近は季節感も薄れ、年の暮れだからと言って畳を新しくして新年を迎えるというお客様も少なくなりました。
逆に寒いからと申し畳の受注も少ないです。
この様な時期、畳入替の仕事があるのは本当に有り難いです。