畳の作業所をのぞきましたら、オヤオヤ?
高田さんの後ろに変わった畳が立っておりますね。
私共では畳の切り込みを通称「カンコ」と呼んでいます。
この様にカンコが畳の中程にあるのをダキカンコ(抱きカンコと書くのでしょうか)と言い、
畳の親方も昔からそう呼んでいたそうです。
カンコが割に多いのは在来の日本住宅より、ビル系の建物に多く、
今回は店舗兼住宅の3階建で茶の間の畳です。
カンコの箇所に柱があります。
一方、こちらはワラ床の畳ですね。
軽い建材床が主流の現在ですが、最近では珍しいです。未だ台がシッカリしていますね。
一番上の畳表を取外し、只今乾燥させています。
2日後、畳表をつけ柔道練習場へ納入です。