懐華樓様の畳表替えは今日が最終日となりました。
先に施工した群青の間は2日間に分けて作業しました。
今回の最後はやはり数が多い市松の間となりました。
前日納めた所にホコリが入っているのでは?と間境の襖戸を閉めましたが
「アッ!何と素晴らしいデザインでしょう」襖戸が4枚一模様になっており、組子細工の網形は干網又は投げ網?下の方は松波、左端は蛇籠の組子細工。
この戸はいつ頃に作られた物でしょう?ご存命なら製作者にお聞きしたいところです。
完成した市松の間
カメラの写し方か?少々歪んで見えますが実際はまっすぐな仕上がりです(笑)
朱色の縁が際立って美しい、見ていてホレボレします。
この畳、普通の畳1帖を表替えする場合と比べてみましたが、サイズは小さいが
畳表、縁は多く要り、作業時間も意外にかかりました。
しかし今回色々な畳の縁をつけたり、小畳など仕事させて頂き本当に勉強にもなりました。
有難く感謝しております。