滋賀県高島市朽木市場、ここに朽木小中学校があります。
1年半の工期をかけた平屋建て(構造は鉄筋コンクリート造り)の体育館アーチ状の建物である。
教頭先生からの説明
建物内装と屋根構造の木造アーチ梁は杉材を使用している事、山口県の錦帯橋をイメージしたデザインを
採用したと伺う。
昭和25年に村有林を学校林として中学校に提供され、それから植樹や下草刈りを学校の行事として育ててきた。
中学生だけでなく先生や地域の人達の協力もあったかと思いますが、何年後かの校舎の為にと
植樹や下草刈り等を行事として実行してきた事はなかなか出来ない事である。
体育館正面と後方は硝子面でロールスクリーンを活用している。
左右の各3枚は手動で、高さがある所は電動操作になっている。
体育館設置の遮光カーテン、グレードが高い品である。
トイレの床は塩ビ製だが、それ以外は全部杉材であった。
今回見学して、この体育館を完成させる為に地元の製材所や地元の建築関係の人達が力を合わせ
完成させた事を聞き、地域の結束の賜物と感じた次第です。
又、学校林があるとは管理も大変だろうが素晴らしいと思いました。