今日の金沢は雪の悪天候から一転、晴れて気持ちの良い一日。
こんないい天気には兼六園の観光客もさぞかし多いことでしょう。
私も先日、近くを通ったので久しぶりに兼六園の雪吊り風景でも、と思い紺屋坂より歩く。
登り始めて2件目左側の土産店「六衛門」では傘を売っており、色がとても綺麗で思わず足を止めた。
ビニール傘もありますが最近では濡れると絵が浮き出るとか和風っぽい模様の傘もあるのですね。
値段も1,050円と手頃。着物用に合うのを1本買い求めた。
店を出てさらに登るとお酒や菓子のお店「石川門」があり、お店のお姉さんの声につられ
ふらりと入る。店内右側には美味しそうな菓子がずらり。
また、お店の前ではレンコン入りのまんじゅうを蒸して販売している。「さぞ美味いだろうなあ~」と横目で眺めながら・・・
お酒の方に目をやると手頃な値段でより取り見取り。「お姉さんのオススメは?」と聞くと
「利家とまつ」と指をさし口当たりがよいので女性でも飲みやすいとか。
ここで一本購入。
説明書きを見ると、料理の味を引き立てるフルーティでやさしい味わいは女性にも人気と書いてあった。
よく見れば金沢市大樋町のやちや酒造さんの「加賀鶴」。これなら美味いでしょうと納得。
このお酒に「かばた」のかぶら寿司を付けて正月用に東京の知人に送ります。
紺屋坂を登り公園内に入る。しばらく歩き右方向に向かうと
見えたのは兼六亭そばの藤棚。ここの藤も樹齢が長く棚も大きいです。
棚が古くなり新しくすると以前から聞いておりましたが、初冬の頃に仕上がったと伺いました。
立派な棚になっており感心して拝見しました。
ここは小説の舞台にもなった茶店です。
来年、花が咲けばさぞ美しい事と思われます。
機会があれば桜の頃と合わせて是非ご覧下さい。私のオススメです。