金沢の山間部二俣へ行く為いつもと違うコースで車を走らせる。
御所町を抜け、牧町まで来るとのぼり旗が数本立っている
「これが伝燈寺里芋かー」ちょうど一週間前に新聞に出ていたので覚えがありました。
今から300年前に金沢へ伝わったとされ、通常の里芋に比べて甘みと粘りが強い。
かつて生産が盛んだったが収穫量が少ない等の理由から生産者が減り、
近年は自家消費のみの栽培であったが金沢農業大学校では『加賀野菜等希少品目栽培セミナー』と称して
担い手育成を進め、地元牧町の研究メンバーと栽培普及活動に取り組んでいる。
知名度は上がり、市場出荷も2年前に始まった。地元の生産者は大半が高齢であることから
金沢農業大学校では今年から現地栽培を実施。
この実習を通して一人でも若い生産者が増えるといいですね。
福井県大野市の里芋は上庄のイモとして有名で、私も時々口にしますが
金沢の伝燈寺イモが店頭に出たら、是非食べてみたいですね。